
内科診療の枠を超えて全身の健康をトータルにサポートします
ー 一般内科
内科でいちばん難しいのは、「すぐ治る不調」と「裏に病気が隠れた不調」を初診で見分けることです。同じ発熱でも、数日で治る風邪のこともあれば、肺炎や別の感染が始まっていることもあります。それを正確に見極めるために、当クリニックは血液検査装置・超音波・レントゲンを院内にそろえ、迅速に体の状態を数字と画像で確かめられるようにしています。発熱や腹痛のような原因のはっきりした不調も、長引く倦怠感のように所在のつかめない不調も、まず内科が入口で引き受けます。より精密な検査が要ると分かれば、内視鏡内科や消化器内科へ切れ目なくおつなぎします。
当クリニックの内科診療の特徴
#01
感染症対策を徹底した安全な診療環境
名古屋市立大学病院の感染制御室副室長やインフェクションコントロールドクター(ICD)として、数多くの感染症治療に携わった経験を日々の診療に活かしています。
待合室には感染隔離スペースを設けており、他の患者様への感染リスクを極力抑えながら、安全に受診いただける体制を整えています。

#02
お子様からご年配の方まで家族全員を支える地域医療
院長自身も二児の親であり、お子様の急な病気に対するご家族の不安に寄り添った丁寧な診療を大切にしています。特定の疾患だけでなく、性別や年齢を問わずご家族皆様の健康を支えるホームドクターとして、小さなお子様の診察も積極的に行っています。

このような症状でお悩みの方はご相談ください
- 吐き気
- 咳、痰がでる
- 寒気がする
- 食欲不振
- 熱がある
- 頭が痛い
- 立ちくらみ
- くしゃみ
- 疲れやすくなった
- だるい
- 鼻水、鼻づまり
- 腹痛、おなかの調子が悪い
- 検診で内科への受診を指摘された など
内科で診察する主な疾患
急性疾患
風邪症候群
鼻水・咳・のどの痛みの大半は、特別な治療をしなくても1〜2週間で引いていきます。問題は、同じ症状の陰で新型コロナやインフルエンザ、扁桃炎が始まっているときで、これは検査をしないと見分けられません。市販薬で抑えながら様子を見ていい風邪なのか、検査ですぐ確かめるべき病気なのか、その線引きを抗原検査やPCR検査で行います。免疫の落ちている方や持病のある方では、軽い風邪が肺炎などの合併症に進むこともあるため、早めの受診をおすすめします。

急性扁桃炎
のどの痛みが「飲み込むのもつらい」レベルで、高熱が下がらないなら、風邪ではなく急性扁桃炎を疑う段階です。のどの奥にある口蓋扁桃にウイルスや細菌が感染して炎症を起こす病気で、38〜40℃の発熱、扁桃の腫れ、表面の白い膿が見分けの目印になります。とくに溶連菌が原因のときは扁桃の周りに膿がたまることがあり、抗菌薬での治療が必要です。溶連菌は心臓や腎臓に影響を残すこともあるため、必ず医療機関を受診するようにしてください。
急性胃腸炎
急性胃腸炎でつらいのは下痢や嘔吐ですが、本当に警戒すべきはその先で起こる脱水です。水分と一緒に体の電解質が一気に抜けると、血圧が下がり、点滴が必要な状態にまで進むことがあります。治療では整腸薬や吐き気止めで症状をやわらげつつ、脱水が強ければ点滴で水分と電解質を補います。とくに乳幼児やご高齢の方は脱水の進みが速く、尿が減る・ぐったりするといったサインが出る前の受診が安全です。原因の多くはウイルスや細菌ですが、腹痛が長引くときは別の病気が隠れていないか消化器内科で調べます。

膀胱炎
膀胱炎を繰り返す女性が多いのには、体の構造上の理由があります。女性は尿道が短く、出口が肛門に近いため、大腸菌などが膀胱まで届きやすいのです。これが、一度治っても再発しやすい背景です。排尿のたびのツンとした痛み、トイレが近い、出し切れない残尿感が主なサインで、水分を控えがちな方や排尿を我慢しやすい方ほど起こりやすくなります。軽いうちなら抗菌薬で抑えられますが、放置して菌が腎臓まで上がると腎盂腎炎という高熱を伴う重い感染に進むことがあります。抗菌薬で細菌にアプローチし、水分をとって排尿を促進することが再感染のリスクを防ぎます。
肺炎
肺炎が危険なのは、高齢の方ほど「重いのに症状が軽く見える」ところです。肺炎は肺炎球菌やインフルエンザ菌などが肺で炎症を起こす病気で、本来は発熱・咳・黄色や緑の痰・息苦しさが現れます。ところが高齢者では熱が出にくく、「なんだか元気がない」「食欲がない」といったまま症状が進み、気づいたときには命に関わることも少なくありません。だからこそ日ごろの手洗い・うがいに加え、肺炎球菌ワクチンで発症と重症化をあらかじめ抑えておくことを、高齢の方にはおすすめします。

立ちくらみ・ふらつき
立ちくらみを「いつものこと」で片づけてよいかどうかは、原因によって分かれます。立った瞬間にクラッとするものの多くは、脳への血流が一時的に減るだけの一過性で、自律神経の乱れ・脱水・貧血・薬の影響で起こります。ただし同じ症状の裏に、不整脈などの心臓の病気や神経の病気が隠れていることがあり、ここを見分けずに放置するのは危険です。血圧測定や血液検査、必要に応じた心電図で原因を確かめます。ご年配の方では、一度のふらつきが転倒・骨折につながり、その後の生活を大きく変えてしまうこともあるため、早めの確認をおすすめします。
慢性疾患
貧血
健診で貧血を指摘されたとき、見るべきなのは「なぜ足りないのか」です。たしかに貧血の多くは鉄分の不足によるもので、それ自体はめずらしくありません。ただし鉄が足りなくなる原因として、胃がんや大腸がん、ポリープが目に見えない出血を静かに続けていることがあり、とくに40代以降は見過ごせません。「どうせ鉄不足」と鉄剤を飲むだけでは、血が失われている場所が放置されてしまいます。倦怠感やめまいの陰に消化管の病気がないか、日本消化器病学会認定 消化器病専門医の視点で、丁寧に確かめます。
頭痛
頭痛で最初に分けるべきは、「痛みそのものが病気の一次性」か、「別の病気が起こす二次性」かです。慢性的に繰り返す頭痛の大半は一次性で、その代表が片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛です。一方で、ありふれた頭痛の中に、まれにくも膜下出血や脳腫瘍といった命に関わる二次性が紛れていることがあり、これを見落とさないところから診療が始まります。突然の激しい痛み、これまでと違う頭痛、手足のしびれや言葉の出にくさを伴う頭痛は、二次性を疑うサインです。
片頭痛
片頭痛の発作には、引き金になりやすい条件があります。天候の変化、ストレス、睡眠不足、女性ではホルモンの変動がその代表です。片側がズキズキと脈打つように痛み、吐き気や、光のまぶしさ・音のうるささを伴うのが特徴です。起きてしまった痛みは鎮痛薬で抑え、月に何度も繰り返す場合は、発作の回数そのものを減らす予防薬を使います。
緊張型頭痛
頭痛のなかでもっとも多いのが緊張型頭痛で、基本的に肩こりと地続きで起こります。長時間のデスクワークや精神的な緊張で首・肩の筋肉がこわばり、頭全体が重く締めつけられるように痛みます。原因が筋肉の緊張にあるため、ストレッチや入浴で筋肉をゆるめると楽になりますが、つらいときは薬も併用します。姿勢や作業環境の見直しも、薬と並ぶ立派な治療です。
群発頭痛
群発頭痛は、痛みの強さと起こり方が際立つタイプです。目の奥をえぐられるような激痛が、一定の時期に集中して連日のように、とくに夜間の睡眠中に襲ってきます。目の充血や涙、鼻づまりを片側に伴うのも特徴です。痛みがきわめて強く、発作のあいだは一刻も早い処置が要るため、心当たりがあれば次の群発期が来る前にご相談ください。
睡眠障害(不眠症)
寝つけない・夜中に目が覚める・朝早く目覚めてしまう状態が続くと、日中の疲れや集中力の低下、気分の落ち込みを招きます。それでも薬を最初の手にしないのは、原因にストレス・生活習慣・体や心の病気が重なっていることが多いためです。そこでまず、起床と就寝の時刻をそろえ、寝る前のスマートフォン・カフェイン・アルコールを控えるという土台の立て直しから入ります。これだけで改善する方も少なくありません。それでも眠れない場合に、オレキシン受容体拮抗薬、もしくは睡眠導入薬を、状態に合わせて使います。
アレルギー疾患
花粉症やじんましん、気管支喘息の背景には、「免疫が特定の物質に過剰反応する」というアレルギーの仕組みがしばしば関わっています。当クリニックでは、原因物質に体を少しずつ慣らす舌下免疫療法も含め、これらの診療に対応しています。なかでも注意したいのが気管支喘息で、気道の炎症が続いて「ゼーゼーする」「息苦しい」が現れ、放置すると気道そのものが変形して呼吸機能が戻りにくくなります。症状のない時期にも吸入ステロイド薬で炎症を抑え続ける治療が欠かせないのは、このためです。日本内科学会認定 総合内科専門医が、症状や生活に合わせて方針を立てます。

骨粗鬆症
骨粗鬆症は、骨密度が低下する病気です。加齢に加え、偏った食事・運動不足・喫煙・過度の飲酒が骨を少しずつもろくしていきますが、本人は何も感じません。転んだ拍子の骨折で初めて症状に気づくケースも多く見られます。とくに高齢の方では、背骨や足の付け根の骨折が寝たきりのきっかけになることもあります。日本人はもともとカルシウムが不足しがちなため、毎日の食事と運動で補える部分も小さくありません。薬による治療に、骨を強くする食事・運動の指導を組み合わせ、自分の足で歩き続けられる体づくりをサポートします。健診などで骨密度の低下を指摘された方は、痛みの出る前にご相談ください。

生活習慣病について

生活習慣病には高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症・痛風などがあり、仕事のストレスや日頃の不規則な食生活、飲酒、運動不足等の生活習慣が原因となって発症する病気です。
初期には自覚症状がないため、多くの場合は健康診断で判明します。自覚症状が出てくる頃には想像以上に病気が進行している場合もあり、気づかずに放置しておくと動脈硬化が進行して心筋梗塞、脳卒中、心不全、腎不全など重篤な病気を引き起こす原因にもなるため早期の発見と治療が大切です。
当クリニックでは患者様一人ひとりの生活スタイルをヒアリングし、医学的な根拠に基づいて生活習慣の指導をいたします。習慣となってしまった生活を見直す事は簡単ではありませんが、患者様にとってベストとなる方法を一緒に探しながら生活習慣の改善に努めさせていただきます。
以下の生活習慣がある方は受診をご検討ください
自覚症状が無くても生活習慣病になっている場合があります。生活習慣で気になる点があればお早めにご相談ください。
塩分過多

過度な喫煙・飲酒

運動不足

過食・偏食

あなたにふさわしい「続けられる改善」を共に考えます
生活習慣病の治療で大切なのは、医学的な数値の改善はもちろん、無理なく継続できる対策を見つけることです。当クリニックでは、検査結果の背景にある生活環境や習慣を丁寧にヒアリングし、医学的根拠のある適切なアドバイスを徹底しています。
「習慣を変えるのは難しい」と感じている方も、どうぞ安心してお話しください。私たちは、患者様が抱える不安や疑問に誠実に向き合い、一人ひとりのライフスタイルに馴染む解決策を一緒に探してまいります。より詳細な診療内容や具体的なサポート体制については、以下の専門ページをご確認ください。
