
がん予防を見据えた安全で安心できる大腸カメラ検査
ー 大腸カメラ検査
肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体の炎症や潰瘍、がんやポリープの有無を詳しく調べます。
検査中に発見した小さなポリープはその場で切除する「日帰りポリープ切除術」に対応しており、将来のがん予防が可能です。院長が鎮静剤を用いて身体への負担を軽減した安全な検査を実施するため、初めての方も安心してお受けいただけます。精密な内視鏡観察と、外部専門機関による安定した病理診断を組み合わせ、一人ひとりにふさわしい確かな診断をお届けします。
当クリニックの大腸カメラ検査の特徴
#01
検査当日の日帰りポリープ切除術に対応
大腸カメラ検査中に発見されたポリープは、その場で切除する「日帰り手術」に対応しております。将来のがん化リスクを防ぐための迅速な処置が可能であり、入院の必要がないため生活への影響も少なく抑えられます。
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医および、日本消化器病学会認定 消化器病専門医・指導医の資格を持つ院長が、確かな技術で安全性を優先した的確な治療を実践いたします。

#02
土曜日も受診可能な検査スケジュールと病理連携
平日の受診が困難な方のために、土曜日も予約制で大腸カメラ検査を実施しています。また、愛知県初の病理診断専門クリニックと連携しており、日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医、日本消化器病学会認定 消化器病専門医・指導医の資格を持つ院長の観察眼に加えて、病理医による客観的で精度の高い診断結果を提供いたします。

#03
安全性を一番に優先した前処置へのこだわり
近年、下剤を自ら飲まずに済む「内視鏡下下剤注入法」が注目されていますが、当クリニックでは原則としてこの手法を採用しておりません。
その理由は、患者様の安全を守るためです。胃カメラで下剤を直接注入する方法は、短時間で大量の液体が入るため、腸閉塞や腸管穿孔といった重大な合併症を招くリスクが報告されています。
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医である院長は、身体への優しさは「楽さ」だけではなく、こうした「重大な事故を未然に防ぐこと」にあると考えています。

このような症状でお悩みの方はご相談ください
- 便潜血検査で「陽性」と出たが、そのままにしている
- 親や兄弟など、血のつながった家族に大腸がんの人がいる
- 便に赤いものが混じるが、痔だと思い込んでいる
- 便が続けて出なかったり、逆にゆるくなったりしている
- お腹の張りや違和感が続いているが様子を見ている
- 便が細い、残っている感じがするなど、普段と様子が違う
- 以前に大腸ポリープを指摘されたが、ずっと放置している
- 40歳過ぎても、症状がないので検査を一度も受けていない
大腸カメラ検査で見つかる主な疾患
大腸がん
腸の粘膜の細胞が遺伝子の傷から増え続けて生じる悪性腫瘍で、できる場所により結腸がんと直腸がんに分かれます。早く見つければ切除で治せる一方、腹痛・血便・便秘と下痢の繰り返しといった症状が出てからでは手おくれになりやすい、その落差の大きいがんです。また近年は、検診を受ける機会の少ない若い世代にも増えています。早期なら内視鏡や手術で治せますが、他の臓器やリンパ節へ転移すると、転移先の治療まで必要になります。症状の有無にかかわらず、年代に応じた定期検査が大切になります。
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は、本来は体を守る免疫が、自分の大腸の粘膜を攻撃してしまう病気です。血の混じる下痢と、けいれんを伴う腹痛が主な症状で、発熱や関節痛を伴うこともあります。特徴的なのは、症状の落ち着く寛解期と悪化する活動期を、長い年月にわたって繰り返す経過です。なぜ免疫が暴走するのかはまだ解明されていません。また、完全に治しきる薬はまだないため、治療は免疫を抑える薬で炎症を抑え、活動期を鎮めて寛解を保つことが目標になります。
クローン病
同じ腸の炎症でも、潰瘍性大腸炎が大腸に限られるのに対し、クローン病は口から肛門まで、消化管のどこにでも炎症が飛び火します。実際に多いのは小腸と大腸ですが、範囲が広い分、腹痛や下痢に加えて、発熱・体重減少・強いだるさといった全身の不調が出やすいのが特徴です。厄介なのは、発症が10代~20代の若い世代に多く、しかも一度おさまっても炎症をぶり返す点です。長くつき合う前提の病気だからこそ、炎症を抑え込む栄養療法と薬物療法を軸に、状態を安定させていきます。腸が狭くなったり穴が開いたりする重症例では、手術も組み合わせます。発症には、生まれ持った体質に喫煙や食事などの環境が重なると考えられていますが、原因のすべては解明されていません。診断は血液検査と、大腸カメラで腸の組織を採って確定します。
大腸憩室症
健診などで「憩室があります」と言われても、あわてる必要はありません。憩室とは、腸の壁の一部が外側へ袋状にふくらんだもので、これが多数できた状態を大腸憩室症と呼びます。加齢とともによくみられる変化で、便秘がちな方に多く、あっても症状の出ないまま経過する方がほとんどです。注意したいのは、袋の中に便がたまって炎症を起こしたときです。憩室炎と呼ばれ、腹痛などが現れて治療が必要になります。無症状なら経過観察で十分ですが、強い腹痛が出たときは早めにご受診ください。
その他の疾患
おなかの幅広い不調については消化器内科ページでもご紹介しています。以下の疾患はそちらでご説明しておりますのでぜひご覧ください。
大腸ポリープについて

大腸ポリープは、40歳を過ぎた人や血縁に大腸がんの患者がいる人に多く見つかる、腸の粘膜にできたイボ状の隆起です。大半は健康診断の便潜血検査で偶然発見され、血便や便通の乱れといった自覚症状が現れるのは病変が大きくなってからに限られます。注意が必要なのは、心配のない非腫瘍性と異なり、がん化する性質を持つ腫瘍性ポリープが無症状のまま潜んでいる点です。飲酒や喫煙、運動不足、食生活の欧米化などが引き金となり、放置すると年単位の時間をかけて大腸がんへ進行する恐れがあります。そのため、がんへ変わる前の処置しやすい時期に発見し、速やかに切除を検討しなければなりません。異変を自覚してからでは適切な治療の機会を失いかねないため、症状のない段階で積極的に検査を受けることをおすすめします。
ポリープの種類
大腸ポリープは、その性質から「腫瘍性」と「非腫瘍性」の2種類に分けられます。
腫瘍性ポリープ(腺腫)
大腸ポリープの約8割から9割を占める、一般的なタイプです。 良性の腫瘍ですが、放置して大きくなると一部ががん化する性質(腺腫ーがん連鎖)を持っています。
非腫瘍性ポリープ
炎症性ポリープや過形成性ポリープなどが含まれます。
基本的にがん化する可能性は低いとされていますが、サイズや形状によっては慎重な観察が必要な場合もあります。
日帰りポリープ切除

大腸カメラの利点は、ポリープを「見つける」検査と「取る」処置を、同じ一回で終えられる点にあります。検査中に見つけたポリープをその場で切除できるため、多くは5分ほどで済み、当日中にお帰りになれます。改めて入院や再来院の予定を組む必要がなく、費用や時間、そして気持ちのうえでのハードルも下がります。とはいえ、切除は小さくても立派な手術です。頻度は低いものの、出血や穿孔(腸に穴が開くこと)が起こる可能性はゼロではありません。だからこそ当クリニックは安全性を最優先に考え、入院や外科的処置が見込まれる場合、また当クリニックでの対応が難しい複雑な症例では、責任を持って高次医療機関へご紹介します。
大腸ポリープの切除方法
ポリペクトミー(HSP:hot snare polypectomy)
スネアというワイヤーの輪をポリープの根元にかけて焼き切る手法で、止血しやすいメリットから古くより用いられてきました。しかし、電流の熱が切り口の奥にある組織へ伝わると傷が深くなる性質があります。その結果、術後になってから出血や穿孔(腸に穴が開く状態)を引き起こす恐れが否定できません。
当クリニックでは安全を第一に考え、高周波でのポリペクトミーは行っておらず、高次機能病院へ紹介させていただいております。

コールドポリペクトミー(CFP/CSP:cold forceps/snare polypectomy)
コールドポリペクトミーは、スネアの輪で病変を締め付け、電流を流さずに切り取る手法を指します。電気で焼かないため奥の組織へ熱が伝わらず、術後の出血や穿孔といったトラブルが起こりにくい特徴を持っています。処置の際に多少の出血が見られても大半は速やかに止まり、後から再度出血するケースもほとんどありません。なお、対象となるものの形状や大きさに合わせ、スネアではなく専用の鉗子を選択肢に含む場合もあります。
内視鏡的粘膜切除術(EMR:endoscopic mucosal resection)
傷口をクリップで閉じる処置を伴うEMR(内視鏡的粘膜切除術)は、深部組織への熱伝導を和らげるクッション作用を利用した手法を指します。この防護層を形成するため、あらかじめ病変の直下へ生理食塩水などの薬液を注入するプロセスを挟みます。スネアの輪を引っ掛けにくい平坦なポリープの土台を盛り上げ、輪がかかる立体的な形状へと変化させるのが特徴です。こうして安全に浮き上がらせた部分のみを、スネアを使って確実に焼き切ります。
こちらも、やはり高周波電流を流すことで下部組織に熱が伝わってしまうと術後の出血や穿孔のリスクがあります。安全を第一に考え、当クリニックでは高周波でのEMRも行っておらず、高次機能病院へ紹介させていただいております。

大腸ポリープを切除された方へ
ポリープを切除した後は傷口を守るために約1週間の制限が生じるため、検査後の予定に余裕がある日を選んでご予約ください。大腸カメラの検査中に病変が見つかった場合、その場で切除を行うケースがあります。処置後の腸内はお腹のかさぶたの下で傷が癒えていく過程にあり、負担が少なく見えても手術の一種である事実に変わりはありません。術後の出血や穿孔を防ぐ目的から、飲食や運動、入浴、移動といった日常の行動に対して一定の制約を守っていただきます。具体的な注意点は予約時に詳しくお伝えし、個人の状態に合わせた目安をご案内する方針です。
食事
消化のよい品から量や種類を緩やかに増やしていくのが、傷口に負担をかけない進め方です。修復に向かっている組織を刺激しないため、唐辛子をはじめとする香辛料や刺激物は1週間ほど摂取を控える必要があります。これらを踏まえ、処置を受けた当日のメニューには、白がゆや素うどん、豆腐、ゼリーといった消化器に優しい食品を選択してください。
アルコール
切除後は1週間ほど禁酒してください。アルコールには血管を広げて血流を促す働きがあり、これがいったん止まった傷からの再出血を招くためです。同じ理由で、ノンアルコール飲料であれば飲んでかまいません。
腹圧が上昇する運動や動作
衣服によるお腹の締め付けや排便時の強いいきみ、重い物の持ち上げといった日常の何気ない動作には、予期せぬリスクが潜んでいます。これらの行動はすべて腹部へ負荷をかけ、修復に向かっている傷口を破綻させて出血を誘発する恐れがあるためです。ジョギングや球技といった各種スポーツも同様に腹圧を高めやすいため、再開まで1週間ほど期間を空けてください。
旅行・出張・長距離移動
短時間のフライトであっても、飛行機への搭乗は切除後の腸に大きな負担をかけるため特に警戒が必要です。上空での気圧低下に伴い腸内ガスが膨張し、傷口を圧迫する恐れがあります。デスクワークに従事する際も座ったまま同じ体勢を維持するのはお腹の負荷となるため、定期的な離席を心がけましょう。こうした影響を考慮し、旅行や出張、長距離の運転といった大きな移動を伴う予定は、処置後1週間ほどお控えください。
入浴
入浴は、体が温まって血流が増えるぶん、出血のリスクと関わります。そのため検査当日は湯船を避け、軽いシャワー程度にとどめてください。湯船につかる入浴は翌日から再開できますが、血流を強く促す長湯は、しばらく控えてください。
腹痛や出血があった場合
腹痛、血便、発熱があった場合には、すぐに当クリニックまでご連絡ください。
休診日や診療時間外の場合は、お近くの時間外診療・休日診療を行っている医療機関を受診してください。
大腸カメラ検査の重要性

多くの大腸がんは正常な粘膜から突如発生するのではなく、腺腫と呼ばれるポリープが年単位の時間を経て成長し、段階的に移行していくのが特徴です。この成長の途中で病変を発見して取り除けば、がん化そのものを未然に防げます。こうした背景から大腸カメラの普及が進んだ地域では、罹患率や死亡率が顕著に低下する成果が現れてきました。内視鏡検査は、画像診断では捉えにくい微小な病変を発見できるうえ、その場で組織採取や切除まで行える強みを持っています。将来の大きな手術負担を回避するためにも、自覚症状のないうちに進んで受けておくべき重要な検査です。
大腸カメラ検査を受けた方がいい人
2日法による便潜血検査を受け、2回のうち1回でも陽性反応が出た場合は、回数に関わらず精密検査として大腸カメラを行う必要があります。腫瘍からの出血は持続的とは限らず、日によって出ないケースもあるため、陽性が1度切りだからと放置するのは危険です。また、長引く下痢や便秘、腹痛に悩まされている人や、直系の親族に大腸がんの既往歴がある人にも内視鏡検査をおすすめします。以前にポリープの切除経験がある場合は再発の確認が欠かせないため、定期的な経過観察のスケジュールを医師と相談してください。なお、明らかな血便や下血を確認している状況であれば、通常の検診を待つ猶予はなく一刻を争うため、直ちに医療機関を受診しましょう。
当クリニックの大腸カメラ前処置「サルプレップ」の服用法
当クリニックでは一般的な下剤とは異なり、飲む量を調整しやすく、脱水にも配慮した「サルプレップ(1杯2杯法)」を採用しています 。
サルプレップの「1杯2杯法」とは
一度に多量の薬液を飲むことが不安な方でも、無理なく排便を促し、脱水を予防するために考案された服用法です。サルプレップ1杯(120ml)に対し、水やお茶を2杯(250ml)交互に飲むことで、腸管洗浄剤特有の味の負担を軽減しつつ、体内の水分バランスを適切に保ちます。ご自身のペースで調整しながら、安全かつ効率的に検査前の準備を進めていただけます。
基本のサイクル
「薬剤1杯+水分2杯」を1セットとして繰り返します。
まず、サルプレップをコップ1杯(約120ml)服用します。その後、水またはお茶をコップ2杯(計約250ml)服用してください。この「1:2」の比率で水分をしっかり摂取することで、腸をきれいに洗浄する効果を高めるとともに、体から水分が失われるのを防ぎます。
ゆっくり服用することの大切さ
コップ1杯(120ml)のサルプレップを、約10分かけてゆっくりと飲み進めてください。
短時間で一気に流し込んでしまうと、吐き気や腹痛の原因となる場合があります。一口ずつ時間をかけて服用することで、薬の成分が穏やかに作用し、お体への負担を最小限に抑えながら、スムーズな排便を促すことができます。
終了の目安
便の状態が「透明な液体(水のような状態)」になったら、服用終了のサインです。
通常、数回のサイクルを繰り返すことで、便が固形状から下痢状へ、そしてカスが混じらない透明な状態へと変化していきます。色がついていても、濁りがなく透き通っていれば準備完了です。便が透明になった時点で、残りのサルプレップをすべて飲む必要はありませんので、ご自身の状況に合わせて調整してください。
検査前日・当日の準備
大腸の内視鏡検査において、より精度の高い診断と安全性を両立させるためには、おなかの中をあらかじめクリアな状態にしておく前処置が必要不可欠です。事前の丁寧な準備へのご理解とご協力をお願いいたします。
検査前日の食事
夕食は消化の良いものを中心にし、夜21時頃までには済ませてください。
食物繊維の多い野菜、海藻類、キノコ類、また種のある果物(キウイやイチゴなど)やゴマは、腸に残りやすく検査の妨げとなるため避けてください。
検査当日の制限
診察が完了するまでは、お食事の摂取は一切お控えください。
ただし、お体の水分不足(脱水)を避けるため、お水や麦茶など具材の入っていない澄んだお飲み物であれば、飲む量に決まりはありません。意識してこまめな補給を心がけてください。
服用中の体調確認について
サルプレップの服用中に以下のような症状や体調の変化を感じた場合は、副作用の可能性があります。直ちに服用を中止し、当クリニックへご連絡ください。
- 消化器症状:激しい腹痛、繰り返す吐き気、嘔吐
- 全身症状:めまい、ふらつき、顔が青ざめる
- 呼吸・循環器症状:息苦しさ、血圧の低下
- アレルギー反応:全身の発疹(じんましん)、顔のむくみ
※ご自宅で服用される場合は、万が一の体調変化に備え、できる限りお一人での服用は避けてください。
大腸カメラ検査の流れ
Flow01
検査前日~当日の準備
検査前日は大腸検査食、もしくは消化の良い食事に切り替え、21時以降は絶食となります(飲水は可)。検査当日の朝は、指定された腸管洗浄液(下剤)を2〜3時間かけて飲み、腸の中をきれいにします。
Flow02
点滴の確保・モニタリング開始
検査室で腕に点滴のルートを確保します。同時に、血圧計・心電図モニター・パルスオキシメーター(血中酸素濃度の測定器)を装着し、検査中のバイタルサインを継続的に監視する体制を整えます。
Flow03
鎮静剤の投与・検査開始
準備が整ったら鎮静剤を静脈から投与します。鎮静が十分に効いたことを確認してから内視鏡を挿入します。検査中は大腸全体を観察し、ポリープなどの病変が見つかった場合はその場で切除を行うこともあります。
Flow04
検査後の休憩
検査が終了したら、リカバリールームのベッドで30分〜1時間ほど安静にして過ごします。鎮静剤の効果が十分に薄れ、ふらつきなく歩けることを確認してから次のステップに進みます。
Flow05
結果説明・帰宅
医師から検査画像を見ながら結果の説明があります。鎮静剤の影響で検査直後の記憶が曖昧になることがあるため、検査画像の印刷物や説明内容を記載した所見用紙をお渡ししております。また、ご高齢の方などでは、ご家族・付き添いの方と一緒に説明を聞くことをおすすめします。
大腸カメラ検査の注意点
検査の前日
お食事の制限:夕食は消化の良いものを中心にし、21時までに済ませてください。これ以降の食事は控えてください。
避けるべき食品:海藻類、きのこ類、豆類、食物繊維の多い野菜(ゴボウなど)、こんにゃく、ゴマ、種のある果物(イチゴ、キウイなど)は、腸に残りやすく検査の妨げとなるため避けてください。
お飲み物:水やお茶は十分に飲むようにしてください。ジュースやアルコール類は、21時以降は控えてください。
お薬の服用:常用薬は基本的に服用して差し支えありませんが、糖尿病薬や血液をさらさらにする薬(抗血栓薬)を服用中の方は、事前の指示に従ってください。
便通の調整:普段より便秘気味な場合は指示に従い、寝る前に下剤を服用してください。
検査の当日
絶食の徹底:検査が終わるまで食事は摂れません。脱水防止のため、水やお茶などの透明な水分は積極的に摂取してください。
大腸カメラの前処置の下剤の服用: 詳しくは下記バナーより「当クリニックの大腸カメラ前処置「サルプレップ」の服用法」というコンテンツをご参照ください。
大腸カメラ前処置「サルプレップ」服用中の体調確認(重要): 服用中に以下の異常を感じた場合は、副作用の可能性があるため直ちに服用を中止し、当クリニックへご連絡ください。
- 激しい腹痛・繰り返す吐き気・嘔吐
- めまい・ふらつき・顔が青ざめる
- 息苦しさ・発疹・顔のむくみ
来院時の準備:当日は禁煙して来院してください。
- 下着が汚れる場合に備え、着替えを持参されることをおすすめします。
運転の禁止:鎮静剤(麻酔)を使用する場合、検査当日の車・バイク・自転車の運転は終日禁止です。公共交通機関や家族の送迎を利用してください。
- 抗凝固剤(血液をさらさらにする薬)を服用中の方は、生検時の出血リスクがあるため必ず事前にお申し出ください。
検査の後
安静と休息:鎮静剤を使用した後は、院内のリカバリールームで1時間程度お休みいただきます。
お仕事・作業:デスクワーク程度であれば当日午後から可能な場合もありますが、精密な作業や重要な判断を伴う業務は翌日以降にしてください。
お食事と飲酒:食事は医師の許可が出てから、消化の良いものから少しずつ再開してください。当日の飲酒は避けてください。
入浴:シャワー程度は可能ですが、長時間の入浴や温泉は控えてください。
ポリープ切除後:数日間は食事制限や、激しい運動・遠出の旅行を控えていただく必要があります。
術後の症状と緊急連絡:お腹の張り(空気注入によるもの)はガスの排出とともに改善します。
- まれに吐き気、頭痛、ふらつきが続くことがあります。
- 「激しい腹痛」や「多量の出血」が見られた場合は、合併症の恐れがあるため速やかに当クリニックへご連絡ください。
ご予約について
検査は事前の外来診察と「お電話での予約」が必要です
大腸カメラ検査は、安全性を確保するためにお身体の状態や服用中のお薬を事前に確認する必要があるため、WEB予約には対応しておりません。検査をご希望の方は、まずはお電話にて現在の症状をご相談いただいたうえで、検査日より前に一度「事前の外来診察」にお越しください。
大腸カメラ検査(予約制)
14:00
16:00
よくあるご質問
使用する鎮静剤に種類はありますか?
はい。当クリニックでは、従来から広く使用されているミダゾラムや、作用時間が非常に短く目覚めが早いレミマゾラムなどを使用しています。また、万が一の際に薬剤の効果を速やかに消失させるための拮抗薬(フルマゼニル)も常備しており、検査後のふらつきを抑え、スムーズな回復をサポートできる体制を整えています。
緑内障でも鎮静剤は使えますか?
緑内障の種類により異なります。必ず事前にお申し出ください。
開放隅角緑内障の方:通常通り、鎮静剤を使用して検査を受けられます。
閉塞隅角緑内障の方:薬剤の影響で眼圧が急上昇し、症状が悪化する恐れがあるため、原則として鎮静剤の使用は控えています。
安全のため、予約時や事前診察の際に「お薬手帳」をご提示のうえ、必ず医師へご相談ください。
授乳中ですが鎮静剤を使っても大丈夫ですか?
使用可能です。ただし、薬剤の種類によっては検査後4時間程度の断乳が必要な場合があります。初めてで不安な方も、診察時に担当医へお気軽にご相談ください。
なぜ下剤を全部飲まないといけないのですか?
腸の中に便が残っていると、小さなポリープや平坦ながんを見逃す原因になるためです。正確な診断と早期発見のために、おなかの内部を水のように透明にする大切な準備であることをご理解いただけますと幸いです。
当クリニック院長が解説する大腸カメラ検査の不安を解消するコラムを公開中
医療情報サイト「YourDoctor」にて、当クリニックの院長が監修した大腸カメラ検査に関するコラムが公開されました。
「大腸カメラは痛そうで不安」「どのような準備が必要なのか知りたい」といった患者様へ向けて、苦痛を軽減するための鎮静剤(麻酔)の活用方法や、検査の種類、当日の流れ、気になる費用まで、日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医としての視点で分かりやすく解説しています。おなかの不調を感じている方はもちろん、健康診断で再検査を指摘された方も、適切な知識を得ることで安心して検査に臨んでいただけます。
初めて大腸カメラを受ける方にとっても非常に役立つ内容となっておりますので、ぜひご一読ください。

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