施設基準及び診療報酬に係る院内掲示について
施設基準及び診療報酬等に係る院内掲示ついて次のとおりご案内いたします。
- 医療情報取得加算
- 医療DX推進体制整備加算
- 明細書発行体制等加算
- 一般名処方加算
- 外来感染対策向上加算
- 連携強化加算
- 時間外対応加算3
- 短期滞在手術等基本料
- サーベイランス強化加算
- がん治療連携指導料
- 保険医療機関間の連携による病理診断
- 情報通信機器を用いた診療に係る基準
- 検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料
- プログラム医療機器等指導管理料
書面掲示事項について
医療情報取得加算
当院では、医療情報取得加算を算定しています。
この加算は「オンライン資格確認を導入している医療機関の外来において、患者の薬剤情報や特定健診情報等の診療情報を活用して質の高い診療を実施する体制を評価するもの」として位置づけられており、当院では以下の体制を有しています。
- オンライン資格確認を行っている。
- 受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行っている。
医療DX推進体制整備加算
当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう以下のとおり対応を行っております。
- オンライン請求を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 医師が、オンライン資格確認を利用して取得した診療情報を、診療を行う診察室または処置室において、閲覧または活用できる体制を有しています。
- 電子処方箋により処方箋を発行する体制が整備されています。
- 電子カルテ情報共有サービスの導入(予定)に取り組んでいます。
- マイナンバーカードを利用した健康保険証の使用について、案内やポスター掲示を行っています。
- 医療DX推進体制や質の高い診療を実施するために必要な情報を、見やすい場所やウェブサイトに掲示します。
明細書発行体制加算
当院では、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しています。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査・手術等の名称が記載されます。
明細書の発行を希望されない方は、会計窓口までお申し出ください。
一般名処方加算
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。一般名処方とはお薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
お薬についてご不明なことがありましたら、お気軽に医師にご相談ください。
外来感染対策向上加算
患者様やご家族、当院の職員、その他来院者等を感染症の危険から守るため、感染防止対策に積極的に取組んでいます。
感染防止のため、患者様にはご不便をおかけすることもあるかと存じますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
当院では以下の様な取り組みを行っております。
- 感染管理者である院長が中心となり、職員一同院内感染対策を推進します。
- 院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
- 感染性疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けて対応します。
- 標準感染予防対策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、 従業員はそれに沿って院内感染対策を推進します。
- 地元医師会や基幹病院と連携し、定期的に必要な情報提供や助言を受け、院内感染対策の向上に努めます。
- 当院は新興感染症の発生時に自治体の要請を受けて発熱患者の診療等を実施する「第二種協定指定医療機関」に指定されています。
- 上記の外来感染対策向上加算に係る届出を行っている必要があります。
- 感染対策向上加算1に係る届出を行った医療機関に対し、過去1年間に4回以上、感染症の発生状況、抗菌薬の使用状況等について報告を行っている場合に患者さま1人につき月1回算定できます。
連携強化加算
外来感染対策向上加算に係る届出を行っている保険医療機関が、感染症対策に関する医療機関間の連携体制を評価として新設された加算です。
時間外対応加算3
当院では再診患者様に対して時間外対応加算を算定しております。
診療時間外には留守番電話で対応、翌診療日に対応させていただいております。
このような取り組みから、再診時に「時間外対応加算3(3点)」を算定させていただきます。
時間外対応加算の時間外とありますが、これは時間外のクリニックの体制に関する加算であり、再診料を算定するすべての患者様が対象であり、日中の診療時間中に受診した場合にも算定するものです。
短期滞在手術等基本料
当院では大腸ポリープ切除手術をより安全に行えるように短期滞在手術基本料1の施設基準を取得しています。
これは適切な人員配置、施設や医療設備の充実、緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保することが求められており、当院ではこれらの基準を満たしていると認められ、厚生局より施設基準の認定を受けており、ポリープ切除手術等を行った際には短期滞在手術料がかかります
サーベイランス強化加算
全国的な感染対策サーベイランス事業に参加し、感染症発生状況や抗菌薬処方状況を定期的に報告しています。
がん治療連携指導料
当医院は、がん治療連携計画に沿って、治療計画を策定した病院と連携してがん治療を行っています。保険医療機関間の連携による病理診断
病理診断を行う際、あいち病理診断クリニックと連携病理診断を行っており、組織診断料・病理診断管理加算が算定されます。
情報通信機器を用いた診療に係る基準
厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に沿った、パソコンやスマホなどの視覚と聴覚を用いる情報通信機器を活用した診療を行っております。
情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬の処方は行っておりません。
検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料
他の保険医療機関から診療情報提供書の提供を受けた患者さんに関する検査結果、画像情報、画像診断所見、投薬・注射内容などを電子的方法により閲覧又は受信し、診療に活用することに対する評価です。
プログラム医療機器等指導管理料
疾病の管理等のために主に患者自らが使用するプログラム医療機器等である特定保険医療材料の使用に係る指導及び医学管理を行った場合に月1回に限り算定します。高血圧症治療補助アプリが該当します。